小学校低学年からの塾って必要でしょうか。
習っていることはまだ親でも教えられるし、それよりも英会話かな、スイミング、ピアノがいいのでは?
そう思われる方が多いかと思います。
塾に来るのは学校の授業がわからなくなってからでいい。
と思う方が多いようですが、
これは危険な考え方です。
わからなくなるってどういうことでしょう。
昨日までのところはできるけど、今日のところから難しくなったので急にわからなくなった。
そう思えるのでしょうね。
実は違います。
小学校の学習内容は誰にも無理のないように少しずつ小さなステップで組まれています。
この順序で順番にならっていけば「わからないことなどない。」そういうカリキュラムです。
ところが、現実には急にわからなくなります。
なぜでしょう。
簡単なことです。
習ったことを忘れているから。
これだけのことです。
では、どうしてわすれるのでしょうね。
それは
考えていないから
です。
できていると思っていても単純にやり方を真似して解いているだけ。
この問題にどういう意味があるのか何も考えずに解いています。
国語、算数、理科、社会、全部同じ。聞いたことを何も考えずに覚えています。
だからすぐ忘れるし、面白くもない。
それじゃ「考えろ」
と言われても何をどう考えるの?
「考えろ」と言われてすることは、「教科書を見つめてぼーっとするだけ。」
こうなってしまいます。
「考える」ということは、そう簡単に身につくものではありません。
長い時間かけて育成していくものです。
京進でも思考力重視の教育をしていますが、
だからと言って、
入塾して、2,3か月で子供が「よく考えるようになった」
こんなことは起きません。
何年もかけて習慣化していかないとだめなのです。
毎週たった40分でも、先生のヒントをもとに考える訓練を続けるか、
何も考えずにぼーっと生きていくか
その答えは明らかです。
年齢が小さいほど、習慣化は容易です。
だまされたと思ってお試しください。高学年、中学校になったときには、きっと効果が現れます。