指定校推薦で大学に行けたらいいな。という方は多いはず。
ところがところが
驚くべきことに、絶対必要な第一歩をしていないことが多いです。
指定校推薦で合格する条件は
・大学が指定する条件を満たすこと
・高校内の選考方式
この2点です。
これを確認しないことには始まりません。
ところが高校は一般的にはこれを公表しません。もちろん大学は公表しません。
そんなことをしたら大学が高校格差を公表するようなものですから。
例えば、同志社大から
A高校: 評定平均4.2以上 1名
B高校: 評定平均3.5以上 5名
C高校: 評定平均3.5以上 1名
となっていたとします。B高校を明らかに上と見ていることがわかります。次に、C高校、最後がA高校です。
こういうことになるので大学は発表できないのです。
また、高校も1名枠がある。というぐらいは発表しても評定平均までは発表しません。
さらに、この基準は毎年変わりますから、今年の基準は今年限りのもの。
来年はまだわかりません。
こういう理由があるため、高校も安易に言うことができないのです。
だから、じっとしていたら何も情報を得ることができません。
そこで、皆さんがすべき、まず第一歩は、高校の先生に聞くことです。
・来年の基準はどうなりますか?と聞けば、「わかりません」が答えですから
・今年の基準は何ですか?今年の選考方法はどういうやり方でしたか?
と聞くしかありません。
積極的に動かなければ情報はありません。
ただ漠然と「定期テストをがんばって、評定を上げる」と言っても
1位になれるわけではないですし、ある程度の目安を知っておかないと、がんばろうにも力が入りませんよね。
確認しないで自分の成績だけを見て「多分無理です」と思ってしまいます。
とにかく確認しましょう。
こればかりは高校でしかわかりません。ネットで調べようが、塾・予備校に聞こうが無理なのです。特にネットの口コミに正しい情報はありません。
来年の基準は決まってないので「わからない」と答える先生が正しいのですが、
がんばろうとする生徒に対し、全く情報を閉ざすことはしないはずです。
〇△大は、今年は評定4.7の生徒が行ったよ。とか、今年は3.5で行けたけど、人気でているから来年ならもっと必要かも。
などコメントをもらえるはずです。有名大学に意外に低い評定で入れることもあります。そんなことがわかれば意欲わきますよね。
とにかく、高校に確認しましょう。これが第一歩。