スケジュール管理は上に行けば行くほど重要になっていきます

塾を探している皆様へ

 

リーチング手帳を使い始めて6か月。

とりあえず毎日チェックするということは定着してきたようです。

そこで、中3、高3生はもう一歩進んで、具体的に使っていく指導をしていこうと思います。

 

もう一歩踏み込もうとすると必ず、

「こういうのを書かなくてもできる。頭の中でやっている。」

という意見が出てきます。

 

今書いている目標やスケジュールが、例えば

●毎日7時には起きよう

●毎日30分は勉強しよう

この程度の計画ならそれもそうです。それでも○×をつけているだけで続けられるものです。そうしないと続きません。

 

とにかく、簡単なものでいいので書いていこうというのはあくまで導入であって、習慣づけが目的です。

 

リーチング手帳の真の威力はここからです。

 

受験までにしなければならないことをできるだけ具体的にして、そのスケジュールを管理していく。

 

何となくがんばったらから合格した。

とか

がんばったつもりだったが不合格だった。

という、わけのわかないことではなく、確実に合格するためのステップを明確にすることです。

 

中3生は、おそらく最後まで自己管理できないでしょう。しかし、塾側でスケジュールは管理されていますので、自己管理できなくても合格できます。

しかし、自分で管理する練習が必要です。

 

高3生は、しなければ合否は行き当たりばったり、自己管理できれば確実に合格する。

こととなります。

 

あるデータがあります。出典は出せないので、信じるかどうかはお任せしますが、

リーチング使った教室   志望校への合格率90%

リーチング使わなかった教室 志望校への合格率 50%

こんな数字があります。志望校に合格しなくてもどこかには合格しますので、それなりに満足する受験結果になると思います。

だから、何もしていなくても何とかなったという成功体験は得られます。

リーチングというのは、目標への成功率をどれだけ上げられるか。ということですね。

 

 

ところで、リーチングは受験のためでだけではありません。

リーチングをマスターすれば、将来ずっと役立ちます。

 

世の中を見ればわかりますが、上に行けば行くほどスケジュールが厳密に管理されています。目標に向けたステップが細かくスケジューリングされて

その進行を常に管理しています。

 

安倍首相などはこれから数年先のことを実行するために、分単位のスケジュールで動いていますよね。

来年度国会で通したい法案の準備、根回し、議論などを計画通りこなしていかないと、国会審議できませんし、法律も成立しません。

今適当に動いていたら2,3年後に何も成果が出てきません。

「目標ははっきりしていませんが、とにかく頑張ってみます」

「頑張ったんですけど、時間が足りませんでした。」と安倍首相が言ったら、どれだけたたかれるか。

 

会社の社長もそうですね。中期経営計画3年~5年を立案して、1年間の計画、4半期の計画、月次計画、各部門計画と細かく落とし込んでいきます。

そして、日々の行動計画を作っていきます。

世の中は、上位のものほど綿密に計画をたてたうえで、それを実行しています。

会社の決算で「もう1か月あれば売り上げ目標が達成できたのですが、おしかったです。」といえば首が飛びます。

計画と何が違ったが具体的に説明できなければなりません。

「計画は、すべて私の頭の中にあります。教えませんけど、信用してください」

とか

「実は計画なかったんです。頑張ったらいけるかな、気合で乗り切ろうと思っていました」と社長がいうと解任されます。

 

 

下っ端は別ですよ。毎日出勤したら「今日はこれをやれ」と指示されてその通りにするだけです。

そういう仕事につくと、あなたの仕事は、自分でスケジュール管理をする必要はなく、誰かに管理されて、指示されるだけです。

何も考えなくていいので楽ですが、給料は上がりません。

 

さて、中高生の皆さん、皆さんは将来どちら側で仕事がしたいですか。

 

 

クラブの例でも見てみましょう。

監督が

・今日は気分がいいから、10㎞走ろう

・今日は基礎トレーニングをしよう

・練習試合する気分になった

と気分で決めているでしょうか?

一応、基礎体力、基礎技術、練習試合はやっているので、やっている気分にはなりますね。

それで勝てるでしょうか?

 

本来は、試合の日程に合わせて、基礎体力、基礎技術、練習試合と計画的にレベルアップしていくのですよね。

中高生なら、自分で計画せずに、監督の言いなりかもしれません。

ただ、一流選手はすべて自分で管理しています。

・食事をどうするか

・オフの時にどれだけ体力づくりをするのか

・どの技術をマスターする練習を組み込むのか

目標とスケジュールのない選手ってみたことがありませんよね。

 

 

話を戻して

いい大学が社会で評価されるのは、入試の段階で計画と実行がきっちりできなければ合格できないからですよ。

いい大学に合格した人は、スケジュール管理能力があると実証されているから評価されているんです。

 

 

中には、何もせずに、天才肌で合格した人もいるのではないですか?

その人はどうなるの?

 

という疑問もあると思います。

安心してください。スケジュール管理できない天才肌の人は、社会性ある組織では上には上がれません。

しかし、その人には自分の才能を生かした別の道がたくさんあります。そういう人は別です。

 

あなたは天才ですか?

 

 

 

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