ここから近いのと大学入試実績がいいことだけをみて、履正社を志望する生徒が時々出ます。
必ず学校の実態を知ったうえで受験するように勧めています。
別に悪いわけではなく、単に特徴があるということです。
その特徴が中途半端ではありません。だから、安易に入ると中退、もしくが地獄の3年間を過ごすことになります。
覚悟① 部活はできません。3年間大学入試に向けてひたすら勉強する。
この覚悟が必要です。1日9時間授業、朝から夜まで学校で勉強です。
高校入試の偏差値50を切る生徒を関関同立に合格させよう
高校入試の偏差値60切る生徒を国公立大に入れよう
というのが目標です。中学で遅れている分を取り戻すために必要な勉強になります。
3年間部活をせずに頑張る覚悟です。
覚悟② それでも成功するとは限りません。
大学入試は厳しいです。がんばって、がんばっても合格できるとか限りません。
高校は、合格のためにすべきことを指導してくれますが、全部まじめにこなしても合格するとは限りません。
当たり前のことですが、第一志望に合格しない方が多いです。
「目標に向かって3年間努力したことそのものが成果である」と思えるようでなければ後悔することになります。
「結果的に、この大学に入るなら高校時代クラブもしておけばよかった」と言って後悔することになります。
そういう人には向いていません。
そんな学校です。