プログラミングと聞いて、プログラミング言語を使ってプログラムをすると思われる方がおられます。
ちょっと違うんですね。小中学生には、プログラミングを学んでもらいますが、プログラミング言語は教えません。
プログラミング言語とは、PHP(WEBサイト)、JavaScript(WEBサイト)、Python(AI/機械学習)、GO(サーバ)、Kotlin(Androidアプリ)、Java(業務用アプリ)、Swift(iOS)、C#(サーバ)、C++(メモリ)、R(統計)などの言語です。
余談になりますが、塾でプログラミングを始めたので、Pythonを使ってみようかと少し始めましたが現在中断しています。(使う目的がないので意欲がわかない)
こういうプログラミング言語は、使う必要がある時に、その用途に適した言語を覚えて使っていくものです。同じ言語でも、どんどん改良されていきますし、今後、新たな言語もできるかもしれません。小6で勉強しても大学を卒業する時には使用しない言語になったりしますし、結局何も使わなかったということもあり得ます。
昔やったプログラムをやったことがある人なら知っているFortran、Cobolなど、もはや使われていません。
小中学生には、こういう言語を覚えるのではなく、プログラミングの仕組みを勉強してもらうことになります。
仕組みさえ分かっていれば、それぞれの言語を覚えるのは簡単?です。どの言語に進もうがその基本になっている考え方、それさえ分かっていれば、プログラミング言語は理解できる。しかし、わかっていなければ全く理解できない。ということになります。
プログラミングとは別にアルゴリズムを考えるということも大事になってきますので、それも勉強してもらいます。
アルゴリズムって難しそうですが、皆さん一度はやったことある「なぞなぞ」のようなものです。
例えば、10個のボールと天秤があります。1つだけ大きさも形も同じで重さが違うものがあります。どれですか?
と言う問題です。
答1:2つずつ順番に全部比べる
答2:半分に分けて5個と5個を先に比べる
答1,でも答2でも正解はでます。どれがより少ない手間でできるのか、その手順を考えましょう。というのがアルゴリズムです。
1億回計算したらできるけど、アルゴリズムがよければ100回の計算で答えがでる。というもの。
ここで勉強するのは、こういうものです。