今年もたくさん高校を回りました。(まだ続きますが)
今年注目したのが、
来年度から始まります。
探究コースと言えば、京都の堀川高校。その堀川高校から元校長を招き
本格的に実施するそうです。
大阪高校の校長先生から、昼食を一緒に食べながら熱心に説明いただきました。
大阪高校と言えば、学力的には低い生徒が集まる学校です。
堀川高校は京都のトップレベル高校、大阪で言えば北野高校です。
賢い高校生が知識を元にあるテーマで探求していくわけですが、
大阪高校の生徒にそもそも必要な知識があるのか?
さんざんバカにされるそうです。
しかし、私はできると思います。塾をやっていて思いますが、上位の生徒と下位の生徒で能力が大きく違うかと言えばそうとも思えません。
1つ違うのは興味を持つか持たないかです。
できる生徒は各科目に興味がありますし、これを勉強すれば将来役に立つことを知っています。
だから継続的に勉強できるんですよね。
できない生徒は興味がないから、頭に入りませんし、将来役に立つかどうかを知らないので続けることができません。
しかし、あるきっかけで自分ができると思うとどんどん伸びます。
そのときに伸びるように土台を作ってあげるのが塾の仕事です。そしてきっかけも作れたら最高です。
そこで、探求コース。目的をもって興味があることを追求するわけです。
知識はないでしょうが、必要になるんですね。
必要となれば、知識はあっという間に吸収するでしょう。
興味があるものは、吸収できます。
体系化された知識をまず頭に入れてからスタートするのもいいですが
必要なものから順番に吸収してもいいですよね。単に順番だけの問題です。
その過程で
目的を達成するための勉強方法と活用方法を身につけると思います。
未知のものに飛び込む勇気は必要ですが、ぜひお勧めしたいと思います。
あなたの能力が開花するでしょう。