簡単な計算で算出してみましょう。
あなたのお子さんと、できるお子さんで、小1~小6まで、1日の勉強時間で毎日30分の違いがあるとしましょう。どれぐらいの勉強時間の差になっているでしょうね。
30分×365日×6年=1095時間です。
できる子と言ってもレベルの差があるので、トップ層ならもっと勉強時間に違いがあるのでしょう。
例えば中受験した子なら、小4から毎日3時間ぐらい差がでるでしょうから、+3000時間ぐらいの差になります。
ここでは、ほんのちょっと上の子の1095時間と比較してみましょう。
1095時間を1年で取り戻すには、毎日3時間です。
勉強できる子も中学になったら毎日少なくとも1時間は勉強しているでしょうから、追いつくには毎日4時間勉強しないといけません。
毎日4時間の勉強を1年続けてみてください。必ず追いつきます。
毎日4時間はきついですよね。それなら2年計画にしましょう。
2年計画なら毎日2.5時間。これならできそうですよね。
これぐらいの時間毎日勉強して、やっと少しできる子に追いつく勉強量です。
いいや毎日2.5時間はきついので、3年計画にしたい。
・・・それはやめましょう。中3になるとみんな勉強量が増えますので、中3から追いつくのは無理があります。中2までに追いつく計画を立ててください。
2年間毎日続けたら高校入試模試の偏差値で60前後には到達可能です。実際に到達しています。偏差値60というのは中学で習ったことは理解してできるようになっているレベルです。
ここまでくると残りの4年でどの大学でも目指せます。
これから、中学に入学するお子さんなら、中学3年間、高校3年間で6年あります。
もし、これからも毎日30分勉強時間が少ない状態が続けば、さらに差が広がります。
勉強量を増やしていけば追いつきます。単純です。
今勉強ができないのは、これまでの勉強時間の差です。追いつくためにには、その時間分勉強しましょう。それが基本です。