苦手科目をなくしていくには、夏が一番最適です。
苦手科目というのは、過去にどこかでわからなくなってしまい、そのあとの授業を聞くことができなくなった。
その時はわかっていたけど忘れたので、そのあとがわからなくなった。
こういうことです。
わからなくなったところ、忘れたところまで戻るです。そうすると誰でもわかるようになります。
中学1年生が小3の授業に参加したらついていけなくなると思いますか?ついていけますよね。
でも、学校があるときは、授業が先に進むのでわからなくなったところに戻って勉強する時間が取れません。
夏休みは当然ですが、学校が休みです。この夏に苦手科目と向き合ってみましょう。
以前、国語の例でご紹介しましたが、小6生が1年の国語から初めて、小6レベルまであっさりとただどりつきました。
中1が小3にさかのぼったとしても中1の勉強に追いつくまで、4年も必要ありません。
意外とできるものなのです。
できないできないと自分では思っていますが、学校で毎日授業を聞いています。全部理解できないまでも何となく知っています。
できるところから初めて、順番に焦らずに学習していくと、できるようになるものです。
ごっちゃごちゃになっている頭を整理していくと みるみるできるようになっていきます。
もちろん、早ければ早いほど短い時間で追いつきますので、中2より中1、中1より小6、小6より小5で始める方が効果的です。
夏期講習は中3でたくさんとるものという考えもありますが、中3は切羽詰まった受講です。その前に出来るようになる方が、いいですよね。
学校の授業も楽しく参加することができます。
集合塾の夏期講習は各学年のその年の復習しかできません。全員対象ですから、小学生の内容まで戻れないんです。しかし、京進では小学生までさかのぼって指導しています。
その方が早く理解してできるようになるからです。
この夏は思い切って苦手に立ち向かってみましょう。