高3生はいよいよ公募入試も始まり受験シーズンに突入です。
中3生の10月の五ツ木模試、学校の実力テスト、11月の五ツ木模試と
模試が続きます。
夏休みに頑張って実力はついてきているのに点数が伸びない場合があります。
よく言われるケアレスミスというもの。
ミスがなければ、いい点とれていたのに・・・・
となります。
ある意味では、いいことです。問題を解く道筋とか方針は立てられるようになったということ。
得点までもう一歩と言えます。
ところが、このミス。なかなかなおるのものではありません。
ミスが起きる原因は注意の散漫が大きな要素です。
じゃ、注意したらいいだけ。
そう思いますよね。そうなんですけど、それができません。
入試は、簡単に100点取れるような問題ではないですよね。それだったら合否の判定ができない。
だから、結構時間ギリギリで60点~70点ぐらいになるように作成されます。
そうすると、テスト中は余裕がないのです。
まず、解答の方針をたてて、その筋道で解答していく、これだけでいっぱいいっぱいになります。
そうなると簡単なことに注意が向かくなります。だからミスするんです。
注意したらいいのですが、注意ができなくなる。
これがケアレスミスの原因です。
そう思うとケアレスミスって実力なんですね。
時間内に解くために余裕があるぐらいにしておかないとミスはなくなりません。
よし、解けるようになった。と思ってからそれをあまり意識しなくても解けるぐらいに定着させていく訓練が大事になります。
この時期からは、その訓練になります。
嘘だと思うようでしたら、50分のテストを100分かけて解いてみてください。正答率が上がって合格点が取れるはずです。
100分でも合格点が取れない?
それはまだ実力不足。まだ、基礎学力の方に重点を置きましょう。