三菱重工のMRJが撤退のピンチだそうです。
日本期待の中型旅客機です。量産化が遅れ、受注キャンセルが続出しているとか
成功したら、「下町ロケット」なみの物語があちことでたくさんできそうなプロジェクトです。
飛行機の部品点数は300万点と言われていますので、相当の人がかかわっているプロジェクトですね。
ちなみに自動車は3万点だそうです(トヨタHPより)
ドラマだと、ほとんど人はもうダメだと挫折している中、誰かが頑張ろうと励ましているシーンですね。
実際にはどうなのでしょう。
ここで、新しいアイデアがでてきて復活する
感動のドラマが完成です。
昔なら、剛腕政治家が、JALやANAに無理やり飛行機を買わせるという政治力が働く案件ですね。
ちょっとドラマが違ってきました。
最近はクリーンでかつ、海外からの圧力もあり、こういう政治力が使えません。
でも、もったいないです。後で逮捕されてもいいから、どこかの政治家が剛腕ふるってもいいかと思ってしまいます。
(無責任発言です)
そういえば、ホリエモンの民間ロケット打ち上げも失敗していました。
(いつも通り写真はイメージです)
アマゾンも今でこそ大成功ですが、一時期、倒産寸前までいったこともありましたね。
今は、電気自動車の「テスラ」も危ないとか。
成功体験物語は、このような危機のあとに復活した数少ない例ですよね。
MRJを成功に導くために何をしたらいいのか、テスラをどうするか、ロケット打上げに何をしたらいいのか。
自分自身で考えることが大切ですし、こういうことが面白いと思うなら経営学部に行きましょう。
但し、記憶は改ざんされるので、どう考えたか、記録しておかないと間違ってしまいます。
記憶だけだと自分も成功できたと勘違いし、実際に自分の立場になった時に大失敗します。
「テスラ」が今後大化けした時、ちまたの人はどう言うかわかりますか?
ほとんどの人は
「私も続けるべき、きっと成功すると思っていた。時代に合っていた。投資するべきと思っていた」
と本気で言います。
自分自身の記憶が改ざんされているのですね。
しかし、その時のメモを見たら「絶対失敗する」と書いていたりします。
私の場合、アマゾンは倒産と思っていまいた。アップルももうダメだと思っていました。見通しが甘かった。
それでも「テスラに投資して欲しい」と言われたら躊躇します。
(そんな要請あるはずありませんが、言われたらどうしよう。と考えてしまいます。)