11月10日11日で現在の高1生から適用される「共通テスト」の試行テストが実施されました。
全国で8万人強の高2、高3生が受験したようです。
当塾の生徒の中にも受験した生徒がいたので、感想を聞いてみました。
●国語は記述の文字数が少なかったので解きやすかった。
●数学の記述がこれでいいのかな?とちょっと戸惑った。
という感想。第一回の試行問題に比べて解きやすくなったといってます。
私が見た感想もほぼ同様で国語がかなり易しくなったと言う印象です。
すでにこういう傾向で出ますよ。という試行問題の後ですから、著作権法の資料が出ても想定内の資料です。
予想された範囲なので解きやすいと感じるのでしょう。
ただ、複数の資料を読み取ってまとめる問題はほとんどの生徒が苦手としています。
高校入試でも同様の問題がありますが、この傾向の問題は点が取れていません。
今後の課題となりそうです。
数学も記述と言っても数式書くだけなので、戸惑ったというのは難しいというより
「こんなのでいいの?」ということのようでした。
全教科の傾向として、資料がたくさんあって、問題文を読むのが難しくなってきている。
ようです。
今後、受験した生徒の意見や作問の専門家から意見が出てくると思いますので参考にしていきたいと思います。