大学共通テスト 第1日程と第2日程どちらで受験するのがいいか

共通テストが2回行われることになるようです。

第1日程は、1月16,27日の従来の日程

第2日程は、1月30、31日の日程です。

 

浪人生は第1日程のみで選択できません。現役生は自由選択になりそうです。(まだ決まってません)

さて、現役生はどちらを選択すべきでしょう。

 

一律にどちらがいいということはないですよね。皆さん志望校もレベルも違います。

 

ここからは、単純に想像です。想像ですが、たいていそうなるでしょう。

 

①第1日程の選択者

中高一貫校など、難易度の高い大学を受験する生徒層です。

彼らの共通テストの勉強は高2の段階でほぼ終わっていますので、テストが2週間伸びたところで影響はありません。

難関大学は、共通テストの配点より、個別試験の配点が高いので、個別試験勝負です。

ただ、いくら影響が少ないと言っても気になりますよね。

共通テストを気にしていては個別試験に集中できないので、「共通テストはさっさと終わらせて、個別試験向けの勉強に集中する」

ということになります。

これらの層に加えて、浪人生は第1日程となります。

 

②第2日程の選択者

共通テストで合否が決まるような大学の受験層です。

共通テスト+面接、共通テスト+小論文、共通テスト900点+個別試験100点 という配点の大学です。

共通テストの成績が全てです。2週間でも勉強時間を増やした方が有利です。

 

それに今年独特の大きな問題があります。・・・当然ご存じでしょうが、

共通テストは今年初めての試験なんです。

プレテスト、試行テストはありますが、本番にどんな問題が出るかわかりません。

それなのに、今回、第1日程と第2日程の難易度をそろえ、形式も同じにするといいます。

問題傾向が2週間前にわかるんですよ。これは有利です。

 

第2日程を選ぶと2週間対策できるんです。

こんな有利なことはありません。

絶対に第2日程でしょう。

 

ということで、成績上位者(個別試験重視型大学)は第1日程、中堅大学(共通テスト重視型大学)は第2日程選択で決まりです。

 

では、それ以外の人、どうしましょう。

受験校が絞り切れていない生徒・・・共通テストの成績で出願を変える生徒(ほぼ全員ですけど)

 

一番の問題は、

第1日程が終わった段階で志望校を選べない。

ということがおきます。

上位層は、皆さん第1日程なので、第1日程の成績をみて出願すれば問題なし。

ところが、中堅校は第2日程の受験者の成績がでるまで、自分の位置づけがわかりません。

 

ここでもう一度考えてみましょう。

第1日程 成績上位、第2日程 成績中位

当然ですが、平均点は第1日程が上がります。

 

偏差値は、第1日程が不利です。

そもそも偏差値は同じ母数(受験生)でなければなりません。ところが、この2つのテストは問題が同じですが、受験生が全然違うんですよね。

受験生が全く違うので、偏差値が使えないんです。

偏差値による受験判断ができなくなります。

・・・間違っても偏差値で判断しないようにしましょう。全く参考にもなりません。数字に意味がないんですからね。

 

そうすると実際の得点のみを志望校選定の頼りにすることになります。

でも、第2日程の得点がどうなるかまだわからないんです。

 

だから、判断材料がありません。

 

しかし、早く決めたいと思います。せっかく先に受けたのですから、個別に向けた早く対策したい。

見てはいけないと思いながら、結局は偏差値を見てしまいます。

 

そうなると、結論は明白で

「低い偏差値を見て、より安全な方向で受験するしかない」

となってしまいます。・・・見ないでくださいと言っても結局そうなるでしょう。

 

こんなことがおきるので

共通テストは第2日程で決まりますね。

第1日程が終わった後に志望校を決めて、個別試験の対策ができないんですから、第2日程にかけた方が得です。これしかありません。

 

 

ところがところが、

これでも、問題はあります。私大受験です。

私大の受験日程は、共通テストの第2日程と、もろかぶり、もしくは、共通テスト直後となります。

私大対策が直前にできませんね。

 

どちらかというと私大かな、うまくいけば国公立に行きたい。と思っている生徒は、

国公立を第1日程で終わらせて、私大受験対策重視。

という選択ですよね。

そして、第1日程で低い偏差値に驚く。国公立はあきらめよう。

 

 

ということで、

全体的に弱気の出願になりそうです。

 

さらに、これが順番にまわりまわって、

中堅私大がまた難しくなるということ。

が、起きてしまいます。困りましたね。みんな困りそうです。

 

 

 

 

ここでもう一度考えてみましょう。

第1日程 成績上位、第2日程 成績中位

当然ですが、平均点は第1日程が上がります。

 

難易度を同じにすると言いますが、全く同じにできるはずがありませんよね。

当然平均点は違ってきます。さて、問題の難易度なのか、受験者の層による差なのか、どちらが原因なのかわかりません。

どちらが原因がわからないので、得点調整はしないでしょう。

 

そうなると困ったことが起きてしまいます。

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