英語ができるようになるために
英語を習う場合
英語が好きになってどんどん伸びる生徒と
英語が苦手になってやる気なくなる生徒
には明らかな違いがあります。
それは
タイトル通りです。国語力です。
①主語と述語
「私はりんごを持っています。」
「これは古い学校です。」
この文章の主語と述語がどれかわかないんです。
主語を「りんご」と言ったり
述語を「学校です」
と言ったりします。
そうすると英語を学ぶときに
主語-述語-○○ と並べるように指導されますが、
This a school is old.
のような語順を作ってしまいます。
さすがに、この例文は最初に間違っても、みんなすぐに覚えますが、
理解できていないので、だんだんと長い文章になると、このよう語順になってきます。
②次が指示語です
「あれは何ですか。」「それは車です。」
「あれ」「それ」が何を指しているかわかりません。
そのため、複数形なのかどうかが、かわからなくなります。
複数形なのにit を使いだします。
it,theyがわからないのではなく、文脈から指示語が何を指しているかわからないんです。
英語力の問題ではありません。
⓷接続詞
「しかし」「だから」「したがって」・・・
接続詞は、もう少し後になってでてきますが、出てくるとわからなくなります。
「but」という単語が覚えられないのではなく、文脈が理解できていないんです。
この3つが代表的な例です。
(余談:「この」って英語になると複数形にしないといけませんよね。ここに単数形を使ってしまいます)
当塾の英語の授業の中で、国語の指導が必要になってるのが現状です。
お願い
このような基本的な国語の勉強を小6でしてもらえると
中1からの英語指導がとてもスムーズです。
それにお子様も英語ぎらいになりません。
英語は言葉ですので、慣れたら使えるというのもあります。
しかし、日本語と違い毎日多く接することができません。
英語塾に通って習っても、時間的にわずかです。
英語を慣れで習得するには時間が少なすぎます。
文法から学ぶのが一番効率的です。
しかし、国語の文法が理解できていなければ、難しくなります。
英語上達のためにも
小学生は、国語の学習をお願いしたいと思います。
まさかと思われるかもしれませんが、
お子さんと国語の教科書を一緒に広げて、質問してみて下さい。
・主語と述語だけの文にして
・ここの「それ」って何?
・「しかし」ってどういう時に使うの?(「しかし」の入っている文章を見せて)
きっと驚きます。