先日の日曜日に講師研修を実施しました。
定期的に実施していますが、今年は大勢が集合できないこともあって、今年、3回目の本格研修となっています。
一般に個別指導塾は、どの塾も学生もしくは社会人を雇い、進捗、指導内容をそれぞれに任せるというのが一般的です。
そうすると担当する先生によって、指導方法が違ってしまうということがよくあります。
当塾への質問でも
「個別指導は、担当の先生によって当たりはずれがある」などとよく聞きます。
しかし、
京進スクールワンに限って言えば「当たりはずれ」はありません。
個別指導ですので、生徒によって指導内容は変わりますが、担当する先生で違いはありません。
そのための定期的な研修です。
日常的には、私が指導方法を監視し、生徒ごとに決めた方法で指導できているか毎日チェックしています。
そして、研修では、授業の方法や生徒別指導内容などを確認し、どの生徒にどういう指導をするのか全体で共有します。
そうすることによって、担当が変わったり、急な代講になった場合でもスムーズに引継ぎができるようになっています。
講師の仕事は、80分の授業で生徒に単元を指導することだけではありません。
生徒の性格、生活(クラブや環境)、将来の目標、現在の実力の把握など生徒全員の内容を頭に入れ、授業計画を練ることです。
80分の授業より事前準備の時間が長くなります。
特に、この時期に実施している実戦トライアルという入試演習になると80分授業のために、160分以上の準備が必要です。
生徒ひとりひとりに個別のカリキュラムを組むこととそれを実行することは、相当な手間ひまをかける必要があります。
さらに、各テキストの使い方も修正していきます。同じテキストでも生徒の実力によって使い方が変わります。どういう生徒にはどうやらせるか、研修していきます。
このような研修を今後もしっかり実施していきたいと思っています。