知識の活用

中学の理科を勉強しても実際には全然役に立たないのでは?

という疑問がありますよね。そんな方に実際に役に立つのですよ。という事例をひとつ。

 

有名な例なので、ご存じの方も多いかと思います。

コラーゲンを食べて美肌を作ろう。

 

コラーゲンのサプリメント市場は600億円以上と言われています。美肌を作る成分であるコラーゲンを食べて美肌になろうというもの。

美肌になれる!!

こんないいことはありませんよね。ついつい飛びついてしまいます。

 

ところが、

実は「コラーゲンを食べることに特別の効果はない」のだそうです。

説明は大変なので専門家のサイトを紹介することで説明に変えますね。

市立豊中病院のHPに記載があります。

栄養管理部 – 【豆知識】コラーゲンを食べると本当に美肌になれる?

さて、これって実は中学理科の範囲です。

 

「消化と吸収」

簡単に説明すると

①コラーゲンはタンパク質です。

②タンパク質は食べるとアミノ酸に分解されて体内に吸収されます。

 

コラーゲンを食べたらどうなるか、簡単ですよね。体内では、アミノ酸になってしまうので、コラーゲンとして吸収されません。

ちゃんと中学の時に習っているんですよ。

 

専門家に聞くまでもなく、中学理科レベルのお話です。

それなのに600億円もの市場があるんですよ。

 

コラーゲンはアミノ酸から体内で再度作られます。しかし、コラーゲンから取ったアミノ酸でも、肉を食べて取ったアミノ酸も同じなのです。つまり、味気ないサプリメントを買って食べるのも、普通においしい肉を食べるのも同じということです。

どちらがいいですか?サプリメントが好物なら止めませんし、何らかの理由で肉が食べられないならいいサプリメントを利用するのもいいでしょう。

 

このように、せっかく習っているのに、知っているはずなのに、その知識を活用できずいることが結構あります。

せっかく習った知識を現実世界で使えていないんですね。

 

高校入試でも、もっと理科を使えるようにと、普段の生活状況の中で理科の知識を活用する問題が増えていきます。

使える理科。これからの理科の傾向です。

 

お父さんお母さんも中学理科をもう一度見てみませんか?役に立つはずですよ。