大学、高校などの出願のために自己申告書を書くことになります。
自己申告書の書き方として色々で回っていますが、そのほとんどは形式に関することです。
しかし、自己申告書って何のために求められているのでしょうか。
そこをよく考えるとおのずと書き方がわかってきます。
自己申告書は作文のテストではありません。
作文のテストは「形式」や「内容が主題にあっているか」「論旨の展開が合理的か」など採点されます。
おや、作文は内容に関して正しいかどうかが問われてないのですね。
極端な話ですが嘘を書いていいのです。
主張が正しく展開されていればよく、その内容が何であろうと事実ではなくても減点にはなりません。
ところが、自己申告書は、「内容」の方が大事なのです。
大学、高校から見て、「来てほしい生徒かどうか」を判断する材料として書いて欲しいのです。
形式がしっかり整っていれば読みやすいので、いいことには間違いないのですが、それよりも内容です。
ほとんど皆さんは、形式を整えようとするあまり、内容が薄い作文になってしまっています。
きれいな文章、美しい文章は、読みやすいので、こちらの言いたいことが伝わりやすく、いいことです。しかし、それは伝わりやすさの問題であって、「内容がよい」ということではありません。
内容は皆さんそれぞれのことですから、自分自身で考えないといけません。
高校や大学は、入学前に、皆さんが、「自分自身で高校や大学に入って何をしよう、どうしたい。」と考えて欲しいのです。
だから、真剣に考えました。という内容を書けばいいのです。形式的なことは付録にすぎません。
簡単なようで難しい。
何を考えたらいいのでしょうね。それが問題です。
考え方を誘導しますので、相談に来てください。