公募入試の出願となってきました。
まず確認するのが
入試日程、入試科目、合格発表日、入学手続き期限。
第一志望の大学の合格発表前に入学手続き期限がある大学は滑り止めから外しましょうね。
まあ、これはいいとして、出願の際に、大学によって多少呼び方は変わりますが
・スタンダード型
・高得点型
・総合評価型(高校の評定を加えるもの)
の判定基準を選ぶことができるようになっています。もちろん費用はかかります。
さて、どれが得なのでしょうね。高得点かスタンダードかは、得意不得意がありますから、人によってそれぞれ、
評定を使うかどうかも、評定次第ですよね。
それはわかっているが、私はどうなの?
と判断に迷う生徒が続出です。
まあ「評定3.5以上なら有利だよ」「4.0以上ないと危ないかもね」などといい加減な判定で迷っています。
そんなことはせずに
ちゃんと計算しましょう。何のために勉強してきたのか、今まで数学勉強してきたのは、こういう時に勘に頼らず計算で優劣を出すためです。
簡単な計算です。
合格最低点ー評定の持ち点=当日の学力テストで必要な得点
500点満点(学力テスト400点、評定100点)としましょう。
仮に合格最低点を350点とします。必要な得点率70%
①評定で80点あった場合
350点ー80点=270点
学力テストで270点取れば合格です。67.5%の正答率で合格
②評定が60点だった場合
350点ー60点=290点
学力テストでの正答率は72.5%
これだと評定を使用したばかりに、学力テストでより高得点を取らないといけませんよね。
こういう計算(数学というより算数レベルの計算)をせずに、迷っている生徒のなんと多いことか。
どっちが得か考えるだけなら、もっと単純に合格最低の得点率と評定の得点率比べるだけでいいんですけど。学力テストの最低点を点数で知っておくほうがいいですからちゃんと計算してくださいね。
志望校の合格最低点、配点を調べて計算してから、出願しましょう。
ちなみに高得点型が有利かどうかも、
何点以上高得点なら有利になるか、
ちゃんと計算できますので、適当に選ばずに数字で確認してくださいね。