時々、集合塾に通いながら個別指導も受講したいと要望される場合があります。
結論 小学生と高校生は併行受講でOK。中学生はダメです。
大学受験生(高校生)と中学受験生(小学生)
全然問題ありません。但し、何をどこで受けているか教えてください。また、受験までの全体の指導をどちらで受けるか決めてください。
①京進主導で行い、集合塾をどう使うのかを決める。
②集合塾主導で進めて、京進は補習で使う。
①京進主導の場合
合格までどこで何をすべきか、全体の指導を行います。
集合塾の科目を一部やめてもらったり、集合塾から出された宿題をしないように指示する場合もあります。
高校生の場合:英語や数学などを京進の個別で受講し、日本史、現代文など他塾という選択肢が一般的となります。
小学生の場合:算数や理科などを京進の個別で受講し、国語、社会などを他塾という選択肢が一般的となります。
②京進は補習の場合
集合塾の方針に口をはさみません。異なる方針で学習を進めるとかえって悪くなるからです。京進での個別指導は補習に徹します。しかし、結果的に何か月後に当塾主導になってしまいます。当たり前と言えば当たり前なんですが、京進は、ひとりひとりの学習状況をみて指導方針を変更していきます。集合塾は年間カリキュラムに沿って合格に導きます。あなたのお子様がついていけないからと言ってカリキュラムを変えることはありません。そんなことしたら集合塾のメリットがなくなってしまいます。
時間がたてば、カリキュラム通りいかない場合が多くなるのは当たり前のことです。
高校受験(中学生)
当塾一本でお願いします。かけもちのメリットはありません。
①集合塾+京進個別の場合
集合塾に通っていながら、個別授業を受けたい。と思った時点で、集合塾には合っていません。きっぱりとやめて下さい。
過剰な宿題や授業がかえってマイナスです。詰込み授業の結果、成績があがらなかったのですから方針を変えましょう。
②英語専門塾+京進個別の場合
英語専門塾の英語指導は素晴らしいですが、受験は5教科。5教科の合計得点の勝負です。このタイプの併行受講では、英語の勉強に時間を取られすぎます。英語専門塾は当然ですが、英語の成績にしか興味がありません。結果的に、5教科合計で負けます。何を目的とするのか、合格を目的とするのか、英語力を目的とするのか、はっきりさせないとどっちつかずになります。
大学受験と異なり、英語だけで合格できる高校はありません。どうしても英語をという方は、高校に入ってから英語を集中的に勉強しましょう。今は5教科です。
一般例を上げましたが、面談に来ていただければいろいろご相談のうえ決定していきたいと思います。
目的によって塾を使い分けるのはいいことですが、自分でコントロールできないと全く成果があらわれませんのでご注意ください。