友達との会話なら許せることでも社会人、塾の講師だと許されない言葉遣いがあります。
敬語や丁寧語は当たり前です。
ただ、上手に使えなくても問題ありません。
使おうとして失敗するならご愛敬です。
困るのがあいまい語です。
○日に塾のシフトに入れますか?
「多分大丈夫です」
この返事の多いこと。多分・・・は不可。
すぐわからないなら
「多分大丈夫」と言ったあとに「予定を確認して連絡します。」
と続けないとダメです。
後半がないとNG。
しかし、これでは「多分・・・」という言葉遣いが抜けません。
「今わからないので、確認して連絡します」
おお、よくなってきました。でも、まだ合格ではありません。
「確認しますので、○分(何日まで)待ってください」
と最初から回答時間を明確にしなければなりません。
1時間で返事が来るのか、明日まで待つのか?
明日までわからないなら、他の講師に依頼する。ということになるかもしれません。
どんなにダメな講師でも、1年ぐらいこのやり取りが続くとはっきり言う癖がついていきます。
それぐらいはお付き合いします。
私との間ならまだ修正できますが、
これが生徒に対してでると最悪です。
「多分、○○で合っていると思うよ。」
「多分、このままのペースで勉強したら合格するよ」
こんなこと聞かされた生徒はどうしたらいいのでしょうね。
これは絶対だめです。すぐに辞めてもらいます。
多分、合っているって、じゃ、確実な正解はなに?
多分、合格って、合格のためにまだ何が足らないの?
ということになりますよね。
社会人になるとこんな流れになります。
「この仕事できますか?」
「多分できます。」
「多分?どういう場合にできないの?」
と必ず不安定要因を明確にするように指示されます。
できなかったら顧客を失うからです。できない可能性があるなら、それをなくしておかないといけませんからね。
駅員に
「のぞみ○号は東京に何時に着きますか?」
「10時23分です。」と答えが当たり前ですよね。
「多分10時23分です。」と言われたら
「事故でもあったのですか? 台風が来ているの? 遅れる要因は何?」
と思いますよね。
このように、はっきりと回答しないと、あなたには重要な仕事は回ってきません。
重要な仕事を与えて「できませんでした」と言われると困るからです。
こんなあいまいな人には「できなくても、問題にならない仕事、つまり雑用」を回すようになります。
そして、あなたは愚痴を言うことになります
「雑用ばっかりさせて、もっと自分の能力を発揮したい。この会社は人を使うのが下手だ」
よく聞くセリフです。
覚えておきましょう。あなたが自分で招いているのです。
そうならないために、この塾で鍛えましょう。
生徒に言うようならすぐに首になります。いい経験です。解雇される経験をすれば二度と忘れません。
私に対してだけなら、できるようになるまで付き合ってあげます。無料のコンサルタントみたいなものです。
来年度に向けて講師増員中、募集中です。