大学に入ったはいいが、大学で勉強する内容に興味がない。

こういう学生は、大学に入ってから、楽しくない学生生活を送ることになります。

留年

理系だと普通に興味がある学科に入学したとしても20％前後は留年します。

ところが、興味のない学部に入るとどうなるか、大学や学部、年度によっても替わりますが、

40％～50％留年するのも珍しくありません。

なぜ興味がないのに入ったかというと、大学名だけが欲しいからですよね。

大学名は手に入れたけど、興味がないので、留年、勉強も身につかない。何となく4年間過ごす。

こんなことになります。

それは理系だからでしょう。

文系なら大丈夫！

いやいやそうでもありません。

1年生で必修が多い時は、それなりに選択できても、2年生になって選択が増えると何を選べばいいかわからない。

こちらは文系に多くなります。理系は必修が多いですから選択はそう迷いません。

結局、高い授業料を払って、よくわからないレポートを出して、よくわからないままテストを受けて

何となく卒業する。

こうなってしまいます。

昔からこういう学生は多いのですが、今は残念ながら時代が違います。

と言って自慢できるのは、40代以上でしょうか。

しかし、

それも過去のお話。大卒率が30％強の時代の話です。しかも、大量採用時代。

今は60％が大卒。日本は20年経済成長もありません。

日本には企業は400万社以上あって、そのうち一部上場企業は2000社弱です。0.2％。

興味のない学部で、バイトとサークルだけ熱心で、まともに就職できるはずもありません。

考えを改めましょう。大学で学びたい学部、学科に進んでください。