世の中で言われているFランク大学というのがあります。
Fラン大学、つまり、出願すれば誰でも合格する。ボーダー偏差値がない大学。
のことです。
さて、
本当に全員合格するのでしょうか?
詳しい実態はよくわかりません。塾や予備校、学校も発表しません。「Fラン大学に不合格の実績があります」って言わないですからね。
事実はどうかというと
落ちます。
Fランが言われ始めたころは、全員合格もあったようです。
しかし、出願すれば合格するということがわかったために
とんでもない受験生が出願してくるようになってきました。
定員割れさせたくない
という大学の事情もありますが、さすがにとんでもないレベル受験生を引き受けられない。
そういうことで、最近は不合格が出ています。
Fラン大学でも、何も勉強せずに受験すれば落ちます。
ところが、それでは大学が困りますよね。定員割れでは授業料無償化対象大学にもならないし、研究費や大学教員の給料は払わないといけません。
大学に来なくてもいいので学費を払ってくれる学生が必要です。
しかし、一般入試の学力テストで零点に近い受験生は落とさざるを得ません。
定員を確保しないといけないのも事実。
そこで、ほんの少し工夫することにしました。
学力テストのない受験。別の能力を見る受験と称した別の入試を実施。
そこで、合格させることにします。
学力テスト以外の何の能力を見るのかは明確にしませんが、そんな入試があります。
このように結果的に誰でも入れるのですが、一般入試では落ちます。
このようなイメージ良いと思います。
しかし、そもそも何も勉強せずに大学へ行こうと思うことが、わけがわからないことですけど、大学と利害が一致するので成り立っています。
大卒の学歴が欲しいけど勉強したくない=大学にこなくても卒業させるので学費を払ってね
そのうち崩れると思いますが、今のところ成り立っているようです。