高校の小テストが害になると感じたら捨てましょう

高校生

英単語のテストなど、授業の小テストや朝の小テストを実施する学校が多いですね。

困ったことに、小テストで点を取りたいばかりに、長期的なスケジュールで体系的に勉強することができなくなっている人がいます。

テストは大切ですが、小テストの点数ばかりにこだわっていては逆効果になります。実際にそうなっている人がとても多く残念です。

例えば

毎週50個の単語テストがあるとしましょう。実際に多いですね。その時どうしているか?その週はその50個をしっかり覚えようとするでしょう。50個覚えるんだからとてもいいことのように思えます。

ところが、テスト範囲の50個しか覚えようとしない生徒が出てきてしまいます。これがとても問題なのです。

この勉強方法が、皆さんの勉強時間を無駄にしてしまっています。テストが悪いのではありませんよ。皆さんの使い方が悪いのです。

英単語は繰り返し何度もしないと忘れます。今週50個覚えても、2週間後には忘れています。暗記するために必要なことは繰り返しです。

 

覚えかたはいろいろありますが、基本的には、次のように3日~4日で同じ単語が何回も出てくるように覚えていくのが効果的です。1日50個から始めるか、100個にするかは、それぞれですが、ポイントは3日間隔で繰り返すことです。

例えば

1日目 1~50

2日目 51~100

3日目 101~150

4日目 1~75

5日目 76~150

6日目 151~200

7日目 201~250

8日目 1~100

9日目 101~200

10日目 201~300

 

こういう覚え方をすると、単語を3,4日間隔で見直していることがわかると思います。忘れる前に覚えなおす。これが暗記に絶対必要なことです。しかし、7日目に学校で小テスト(1~50)があったとしましょう。その時はいい点が取れない可能性があります。

小テストでいい点を取るなら、その週は50個に集中した方がいい点が取れます。ところが、次の週は次の50個になりますよね。そうすると最初の50個は、1週間で忘れてしまいます。
小テストで点を取ることが目的ではなく、100日後、200日後、300日後も覚えているかどうかが大事であり、それが目的です。

こういう理由で、小テストを気にしすぎると勉強のじゃまになります。

小テストで点を取ることを目的にしてはいけません。

これだけは気をつけて下さい。テストは自分の記憶、単語の定着を確認、チェックするものです。

 

このように、高校生になったら、学校のシステムを何も考えずに受け入れてはいけません。仕組みを利用して自分の能力を高める工夫が必要です。高校の仕組みが悪いのではなく、それを利用する考えが不足しているんです。

朝テスト、小テスト、定期テスト、スタディサポート、模擬テスト全てどう利用するかが大事であって、テストが悪いのではありません。すべてあなた次第です。

 

高校生になったら目先のテスト100点取るなんてどうでもいいんですよ。むしろ100点取らない勉強方法の方がいい場合があります。

 

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