昨日で、大阪府公立高校入試も終了、国公立後期入試や私立大後期入試もほぼ終了
中3、高3生は、ほっと一息といったとろこですね。
次は中2、高2の皆さんの番ですね。
ところで、
今の受験事情がどうなっているか、大枠をイメージしておきましょう。
個々の戦略は個別にするとして、全体を大きくつかんでおくことはいつも大切ですよ。
大きく勘違いしたり、間違ったりすることがなくなります。ミス防止対策のひとつです。
では、順番に
現在の各学年の人口は110万人です。
入りたい大学として名前があがる関関同立及び、そのレベル以上の全国の大学の
入学定員はざっくり20万人です。国公立9万人、私立11万人
(きっちり数えてませんが正しいはずです)
いろいろな事情で進学しない人もいますが、単純に考えて
上位18%が希望を叶えることができます。
上位18%とは、単純偏差値でいうと59です。
(ここでは統計上の数の表現だけです。模試偏差値と異なります)
模試偏差値とは違うと言いましたが、大阪でほぼ8割受験する五ツ木模試なら、比較できると考えると
この模試で59以上とるとこの人数に入っているということです。
(この展開は、少し乱暴ですがご容赦を)
進路や希望校を決める際に、この数字のイメージを持っておいてください。
中学卒業の時点で、これ以下なら、高校に入ってから追い越すまでです。
高校に入ってから3年勉強する時間があります。さらに高校での勉強量の方が圧倒的に多いので、逆転することができます。
逆転する生徒の数が多いのも事実で、周りにもたくさんいると思います。
「関関同立に入れたら入りたい。」
と言う方が多いです。
今で時点で圏内にいるかどうか
これで大枠のイメージできると思います。
ちなみに
旧帝大の大学定員は3万人ちょっとです。2.7%です。
必ずしも上から順に入るわけではないので
もう少し門戸は広いですが、
この数を単純に当てはめると偏差値69です。
厳しいですね。
春日丘高校から10人前後、北野高校から150人前後という合格者の数も納得がいくかと思います。
こういう大枠を頭に入れておくと油断したり、軽く見たり、必要以上に恐れたりすることもありません。
漠然と思うのではなく、事実を知った上で、対策と取っていきましょう。
(参考)関関同立同等以上とは
国公立大の全てと
関東の早稲田大、慶応大、上智大、中央大、明治大、立教大、学習院大、青山学院大、法政大、
愛知の南山大など、適当に合計した数字です。本当にざっくりです。あしからず。
(参考)旧帝大とは:東京大、京都大、大阪大、名古屋大、北海道大、東北大、九州大