豊津中、山手中、千里第三小、吹田南小、吹田第二小、豊津第二小、江坂大池小の保護者の皆さん
まもなく、小学校ご卒業おめでとう、
豊津中、吹田第一中、吹田第六中、豊津西中へ入学おめでとうございます。
お子さんは、中学に入ったらどんなクラブに入ろうか楽しみにしているでしょうね
クラブしながら、中学の勉強もできるかな。ちょっと不安ももっているでしょう。
大丈夫かな? 不安ですよね。何とかがんばってくれるだろうと思いますが、失敗したらどうしましょう。
どんな時に失敗してしまうのでしょうね。
どんな時だと思いますか?
それは今です。今、次のようなことを考えていませんか?
クラブ活動がどうなるか様子をみてから塾を決めよう。
意外なことに、この考えは失敗することが多いです。この考えでも失敗しないのは成績優秀者です。
なぜか?
まず、すでに「中学での最優先が勉強ではなくクラブだ。」と考えているからです。
本来はクラブも勉強も両方大事なはずなのに、クラブ優先の考えになってしまってます。
「そんなことは思ってない。」と反論されるかもしれません。
それでは、次のような考えはどうでしょう。
「勉強についていけるか様子をみてからクラブに入るように言おう」
この考えなら勉強が優先ですよね。
どちらがいいのでしょう。
どっちもですよね。クラブも勉強も大事。
そうなら最初からその考えで始めないと失敗してしまいますよ。
どちらかが優先ではないんですよね。
どっちもです。
中学に入ると環境が大きく変わります。学校が変わるので新しい環境になります。
最初は、単に学校へ行って帰ってくるだけでも疲れます。
クラブも最初は「走ったり、筋トレしたり」、運動系でなくても「新しいことをする」ので疲れます。
ど~と疲れて帰って来ると何もやる気がおきません。もうくたくた。
お母さんも
「最初だからね。学校に慣れてきたら勉強したらいい。」
と思っています。でも、この環境に慣れたらもう勉強することはありません。この生活が習慣になってしまうからです。
せっかく中学生になるのですから「欲張りましょう」
「クラブも勉強も」
そのために「勉強する習慣をつけること」
これを何とかできるようにしたいと思いませんか?
しかし、みんなどうしてもできなくなります。
なぜでしょうね。
その理由は
「クラブ」は強制されるけど
「勉強」は強制されない
だからさぼるなら「勉強」。となります。
「クラブ」さぼったら友達や先輩にも迷惑かける
「勉強」をさぼっても成績悪くなるのは自分だけ。
成績上位のお子さんは、ここでふんばって勉強します。だから成績がいいのです。
さて、そうでなければどうしたらいいか
もう強制するしかありません。とにかく、最初は勉強する時間を強制するしかないんです。
お母さん、お父さんも、最初は疲れているお子さんがかわいそうになります。
ところが、子供、特に中学生はかなり体力ありますよ。慣れてくるんですね。
生活のリズムが
「クラブも勉強も」できるようなリズムになってくるんです。
これが、もっとも大切なことであり、このリズムができたら成績はあがります。
もともとできる生徒なら「塾へ行かなくても勉強する」という習慣がありますから、塾選びは後でも大丈夫です。
しかし、勉強する習慣がない生徒なら「毎日疲れているから、帰って寝る。」
これが習慣になってしまいます。
小学校からの習慣がそのまま続いていしまいますよね。
中学に上がる今が、その「習慣を変える」とても大きなチャンスだと思いませんか。
学校や生活環境が変わるのです。変わるタイミングで「勉強する習慣」を入れてしまうんです。
・中学に入ったら自分のことは自分でする
・中学に入ったらクラブをする
と同じように
・中学に入ったら勉強する
を最初に習慣化させるために入れてしまうんです。
こういう習慣をつける大きなチャンスが中学への入学です。
お子さん自身も「中学では勉強頑張ってみる」と言わなくても心の中では思っています。
まさか自分の子がそんな気持ちはないはず。と思うでしょうが、親には言えないだけで密かに思っています。
しかし、残念ながら今まで勉強していないので、学校の環境変化、クラブ活動、新しい友達作りでくたくたになって、
勉強が後回しになってしまいます。
最初の中間テストは、簡単だから何とかなった。
でも、期末テスト以降どんどん悪くなる。
やっぱりだめだ。自分は勉強できない。
そう思ってしまいます。
そうなる前に、勉強する習慣を最初につけさせるんですね。
・毎週水曜と金曜は必ず塾で勉強する。
・塾の宿題は、火曜と木曜に家でする。
・定期テスト前には計画を立てる。
こういう流れを作ってしまうことです。
京進では独自の
「リーテイングメソッド」という方法で、学習習慣をつける指導を行っています。
・毎日15分 寝る前に英語の音読をする
・毎週水曜に数学の勉強をする
・テスト1週間前までには学校の課題を終わらせる
など、英語や数学の授業を受けるだけではなく、勉強する習慣をつける指導をするのが特徴です。
習慣化することで
・どれだけ疲れていても勉強はする
・勉強時間を確保するためにゲームを我慢する
などのように、お子様が自分で考えて、行動を変えたりするようになります。
中学への入学前に入塾をさせて、そのきっかけをつけさせてあげましょう。
きっと「中学に入ったら勉強する」と思っていますよ。お子さんの心の声を聴いてあげてください。