私立は1.5次入試も考慮して、1次はチャレンジ受験も勧めています。
行きたい学校があれば、学校の実力テストがよくなかったとしても、入試までに頑張れば合格できます。
そして、もしもの時に1.5次入試を受験して、滑り止めにするのも選択肢のひとつです。
しかし、注意点もあります。
1.5次入試は、毎年実施されるとは限りません。これを忘れてはいけませんよ。
専願での入学者が増加した場合、実施しない可能性が高くなります。
2019年度入試で、例年実施していた梅花女子は1.5次入試を中止しました。
今年度(2020年度)は清風高校も中止の予定です。
この周辺でいうと大阪成蹊女子も専願者が増えており、今年は実施しない可能性があります。
情報は常に正確に最新のもので判断してくださいね。
実をいうと中学校の先生から、梅花の1.5次を勧められた生徒がいます。中学校の先生にしては、1.5次を勧めるなど、なかなか先進的です。めったにいませんから、素晴らしいことと思います。
ところが、ちょっと中途半端でした。梅花女子高校は、1.5次しない可能性が高いです。(実施するかもしれませんが、実施しない可能性を生徒に伝えることが抜けていました。個人的な見通しだとしないのではないでしょうか?専願者が増えてますからね。)
あとで先生から「うっかりしていました。」「いつもするので、今年も同じと思っていました」などと言い訳されてもどうしようもありませんよね。
リスクを恐れずにチャレンジするのは大賛成ですが、リスクはできるだけ正確に把握する努力をしてくださいね。
受験のことでしたら、私にご相談ください。