日本語の読解力があるかないかで、志望校選びは変わってきます。
まず、英語。
入試問題の日本語訳を読んで意味が理解できるかどうかです。
見ていない人が多いので必ず見てください。日本語訳で意味がわからなければ、英語が読めるはずがありません。
これから1年間かけて、英語を勉強しただけでは、入試問題が解けないのです。それを認識しましょう。
日本語訳の意味が理解できるのであれば、合格の可能性はあります。理解できなければ、1年ぐらいの勉強では、ほぼ不可能です。
次に、社会、理科
これも同じ。教科書や参考書を読んで理解できるかどうか。この場合の理解は、専門用語を理解できるかどうかではなく、文章として理解できているかどうかです。
社会、理科は、専門用語の解説だと思ってください。用語を説明している説明文です。説明文が読めなければ内容がわかるはずがありません。
そうなると必ず誰かに説明してもらわないと勉強できないということになります。
教科書の一部がわからないのであれば、先生などに時々聞くことで解決できるでしょう。
しかし、全部読めないのであれば、もうお手上げ。ひとりで勉強ができないということです。
勉強する時間は常に先生が横にいないといけないということになります。
さて、日本語訳にしても、理科社会にしても、読めない場合は、どうするか。
皆さんがまだ受験学年ではないなら、国語、現代文の読解をやりましょう。1年かければそれなりに読めてきます。2年かければ、かなり読めるようになります。小学生からやれば、難なく読めるようになります。
それでは、もし、受験学年ならどうしましょう。
もう先生に頼るしかないです。あなたは、現時点で自習ができません。日本語訳の意味を説明してくれる先生が必要です。説明文を読んで説明してくれる先生が必要です。
少なくとも自習ができるレベルになるまではとことん頼りましょう。そして、できるだけ早く自習できるだけの学力を身につけましょう。
この春休みはとことん人を頼って、1学期からは自習ができるようにすることが目標になります。
受験学年でない皆さんは、読解力さえあれば、可能性は広がりますので、早いうちから手を打っておきましょう。