京進の専属アドバイザー池谷裕二先生の「パパは脳科学者」を再読しています。
現在、育児中の国語の先生が子供を連れてきていますので、その子の成長がどの段階か知りたくてもう一度読み直しています。
この中で、「2歳4か月になると脳を正しく使い始めるようになった」というお話がありました。
正しい脳の使い方というのは「予測して対処する」ということ、本の中のエピソードでは、池谷先生がカバンに荷物を詰めているとお子さんが「パパ行かないで」ということが紹介されていました。
脳が「学習」したのだそうです。カバンに荷物を詰める→パパは出かけると予測して→「行かないで」と対処する。
このような脳の働きだそうです。
2歳4か月には皆さんも使えるようになっている能力です。
中学生にとって定期テストは5月半ばです。受験生にとって受験は、来年1月~3月です。予測しなくとも決まっています。勉強をしなかったら、その時困ることは予測できると思います。
予測できているのですから、対処しましょう。2歳4か月で、できるようになる能力です。皆さん誰もができることです。