中3、高3の1年間で成績はどれぐらい上がるのか

中学生

 

先日、短期間で成績は上がらないと書きましたが、1年あれば結構何とかなります。

中学生の場合

まずは、中学生の高校受験について。4月の春休みに塾内で模試を受けてもらいます。

ずばり、その模試の偏差値+10です。

ただし、4月の段階で、偏差値が40以上であることが条件になります。また、60以上の人が偏差値を10あげるのも相当困難です。(この塾の元講師は達成しましたが、かなり稀です)これはご理解いただけると思います。

40半ばから50半ば、50半ばから60半ばまで上がると思ってください。

上がる時期は入試直前です。もっともうまくいって11月模試ぐらいです。遅いとギリギリ。こんなイメージを持っていてください。

高校入試で偏差値が50半ばまで上がると大学入試では、関関同立が狙えます。

60半ばまで上がると国公立大が狙えます。

 

偏差値40以上が条件と言いましたが、40以下の場合はどうするか。

4月の段階で偏差値が40以下の場合、とにかく中3で基礎学力をつけることが最優先になります。この1年間で偏差値の上昇は見込めませんので、中学で基礎を固めて、高校で飛躍を狙うという作戦になります。

 

高校生の場合

今度は高校生について、高校入試で偏差値50以上あったなら、高2までさぼっていても、1年あれば関関同立は狙えます。

もちろん、高1、高2でどれだけやったかという差は大きいですが、これからちょうど1年ですから、必死でやれば何とかなるレベルです。

国公立大を狙いたいなら、高校で受験してる進研模試で偏差値60以上は必要になります。これが最低限のスタートラインです。もし、偏差値60に届かない場合は、浪人覚悟、現役なら地方国公立大、もしくはこの時点で国公立大を諦めて受験科目を絞って私大狙いです。

進研模試で偏差値40~60の場合は、どの学部でどの科目で勝負するか次第です。英語のみでの勝負もありです。国語、数学でもいいです。

大学入試は戦略をうまく立てたら何とかなるものです。

 

まずは、模試の結果をもってご相談に来てください。中学生は学校のテストを持ってきてください。

 

 

アーカイブ
カテゴリー
中学生高校生
シェアする
タイトルとURLをコピーしました