どんなに素直なお子様でも中学生になるともう親の言うことは聞きません。
これが大原則です。もし、お子さんに何かいいたいなら、今が最後です。今しかありません。
大前提として、一番大事なことは、お子さんが自立できるようにすることです。
しかし、突然何も言わなくなっては、お子さんも戸惑いますから、まず言っておくべきとは
中学生になったら、何でも自分で考えなさい。
そして
迷ったり、困ったことがあったらいつでも相談してね。
これのみです。
勉強を全くしなくて成績がとんでもなく下がっても何も言ってはいけません。何も言わないと決意してください。
塾に入れるにしても、「勉強できてないから塾に行きなさい。」と命令してはだめです。
命令すると本人はやる気がないので、遊べる塾を選ぶでしょう。
どこか行けと言うなら、友達も通っていて遊べる塾がいい
そして、何も勉強しないのは同じこと。
見守るだけというのは、とても怖いことですが、子供が自発的にやってみようと思わなければ何をやっても同じです。中学以上の勉強は、小学生の時のように無理やりやらせて、多少は何とかなるレベルではないですから。
もし、強制的に入れるなら小学生の今です。それでも子供が嫌がったらやめておきましょう。
とりあえず
中学に入ったら子供に指示をしない。相談を受ける
という姿勢を保っていただきたいと思います。これ以上は何もできませんし、してはいけません。
もし、だらしなくなっていても、それは残念ながら小6までの教育が失敗だった。ということになります。失敗を正そうとしてもどんどん悪化するだけです。唯一それを取り戻すのは、お子さん本人の意思のみです。